モロッコのヨーグルト


モロッコのヨーグルト

 

こんにちは

 

旅するWEBライターのCHIHOです。

 

モロッコの街を散策していると、ときおりヨーグルトに出会います。

 

メディナと呼ばれる旧市街での乳製品専門店では牛乳やチーズなどとともに売られ、新市街にあるカフェなどでも店先のショーケースに置かれています。 

そして驚くことに、これらのヨーグルトは常温で売られております。

 

 乾燥している分、日陰などでは幾分涼しく過ごしやすい土地柄とはいえ、よそ者には勇気のいる衛生環境で売られている常温ヨーグルト。

 

 ちなみに私がモロッコを訪れたのは4月、昼間は陽射しの下だと半袖でも暑いくらいでしたし、スーパーなどではヨーグルトは冷蔵コーナーで売られています。

 

 一抹の不安はよぎるものの、値段の安さと好奇心から食べてみることにしたヨーグルト好きの私。

 

 いずれもフェズと呼ばれる街で試したのですが、一度は新市街のカフェ店内で、もう一度はメディナ内の専門店の店先でと、この旅では2度食べてみました。

 

 いずれもグラスに注がれて固まって出来たヨーグルトで、すでに甘みも加えられているタイプ。一緒にスプーンも渡されるのですくっていただいたのですが、パクっとひと口。

 う、う、美味い!!!!!

 

 とてもシンプルで全くクセはなく、常温ですがミルク特有のいやな臭いも感じませんでした。

 

私が食べてきた中で咄嗟に「似てる!」と浮かんだのが、スーパーなどで全国販売されているチチヤスのヨーグルト。

 

スプーンですくい上げるとその形のまま持ち上がるような固さですが、口に入れるとサアッと溶けてなくなるあの食感に、脂肪分も低いため後味も軽くあっさりしており、そこそこ大きいグラスに入っていましたがペロッと最後までいただけました。

 

 その後、懸念していた体調面も全く崩すことなく無事に旅を続けられたので、モロッコの常温ヨーグルトは衛生面でもクリアしているようです()

 

 これで味をしめた私は、その後の旅移動で訪れた街でもモロッコのヨーグルトを求めたのですが、フェズでのグラスタイプには出会えませんでした。

 

 青の街として有名なシェフシャウエンでは、ドライフルーツやナッツのようなものがすでに入っているヨーグルトで、おじさんが大きめのカフェオレボウルにレードルですくい入れて売るというわんこスタイルで販売されていたため、「量も多いし、余計なものも入っている、値段も高いし、なんか違うな。。。」と試しませんでした。

 

 また、国際空港のあるカサブランカの街では、日本でもよく見る感じのプラカップ入りヨーグルトをスーパーで見つけました。ミルクにアボカドがダンピングするイラストとアラビア語表記のみで、実はよく分からないまま勘だけを頼って購入したのですが、もしやヨーグルトではなかったのか今まで食べたことのない味わいで、正直美味しくなく食べきれませんでした。

そんな経験も踏まえ、これからモロッコに行く人には、フェズで出会ったようなグラスタイプのヨーグルトからぜひぜひ試してほしいなと思います。

 

 


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